お葬式の種類
どこからが「一般葬」でどこまでが「家族葬」なのか、大まかな目安をご説明いたします。明確に定義があるわけではありませんが、誰に、どのようにお伝えしていくかでご参列の人数が変わります。メリットとデメリットを一緒に考えて、ご家族様の希望に一番近いお葬式の種類をお選びいただきます。
お葬式をお知らせする範囲とお葬式の種類
一般葬のメリット・デメリット
家族、親族、知人や関係者に知らせて執り行う一般的なご葬儀です。
メリット
◆多くの方に故人様をお見送りしていただくことができます。
◆葬儀に大半の方が参列していただけるので、葬儀後の弔問者に対応する負担が抑えられます。
デメリット
◆各場面で気を配ることが多いので、心身ともに負担が大きくなります。
◆飲食や返礼品を準備するうえで、予想が難しくなります。
家族葬のメリット・デメリット
家族・親族を中心に親しい方々で執り行うご葬儀です。
メリット
◆ご挨拶や接待などに時間が割かれることなく最期のお別れをゆっくりと過ごすことができます。
◆習慣やしきたりにとらわれず、ご家族の想いを優先したお見送りができます。
デメリット
◆葬儀後に多くの弔問者が自宅に訪れる場合、対応の負担が増えます。
◆「なぜ知らせてくれなかった」と反感を招く可能性があります。
◆香典額が少ないため、自己負担額が多くなる可能性があります。
火葬式(直葬)のメリット・デメリット
お通夜・告別式などの儀式は行わず、火葬のみを執り行うご葬儀です。
※菩提寺(お付き合いのある寺院)がある場合、宗教儀式をしないことは、関係の損失や納骨を拒否されるなどのトラブルを招く恐れがあります。必ず事前に相談しましょう。
メリット
◆必要なものが少ないため、費用を抑えることができます。
◆ごく親しい方々でお別れができます。
デメリット
◆儀式を行わないため、充分なお別れが出来ない可能性があります。
◆「なぜ知らせてくれなかった」、「なぜ式を執り行わなかった」と縁者の方から反感を招く可能性があります。